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墓じまい後に散骨してもいいの?違法になる?

公開日:2021/12/15


墓じまいの後に、散骨を考えている方も多いでしょう。しかし散骨は、名前の通り遺骨を撒くことになるので、違法ではないか心配になります。そして人骨であるため、守らないといけないマナーがとても多いです。この記事では、散骨が違法にならない理由や散骨をする際のマナーを紹介しています。

散骨自体は違法ではない!

散骨は、違法ではありません。なぜなら、日本には散骨の良し悪しを決める法律がないからです。墓地墓埋法には「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない」と記されています。しかし墓地墓埋法には、焼骨の埋蔵や死体の埋葬についてしか記載されていません。

また、刑法190条には「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する」と記されています。散骨は山や海に遺骨を捨てられているため、死体遺棄に当てはまるのかではないかと考えている方もでしょう。しかし1991年に法務省が「埋葬のための祭祀として、節度を持って行なわれる限り、遺棄罪には当たらない」と非公式ではありますが発表しています。したがって散骨は国が容認しており、違法ではないことがわかります。

海洋散骨は違法!散骨場所に気をつけよう

散骨は違法ではありませんが、中には散骨できない地域もあります。なぜ、散骨ができない地域があるのかというと、観光地のイメージを保つためです。散骨を行った人のマナーが悪く、住民トラブルになったことがきっかけで市町村が禁止したケースもあります。

そのため、散骨することを考えている方は一度、禁止や規制エリアでないか調べる必要があるのです。中には、個人で行う散骨を禁止している自治体もあります。このように条件さえ満たせれば散骨ができる場合もあるので、覚えておきましょう。

散骨時に注意すべきポイントは

散骨は、個人で行うことも可能です。とはいえトラブルを避けるためにも、しっかりとマナーを守る必要があります。ここでは、散骨時に注意するポイントや費用について紹介します。

他人の敷地に撒かない

散骨は節度を持って行う必要があります。他人の敷地内に勝手に遺骨を撒くことは控えましょう。中には、自分の土地に散骨することを考えている方もいるでしょう。しかし散骨をする際は、自分の土地であっても近隣住民の許可を取ることがマナーです。

万が一どこに遺骨を撒けばいいのかわからない場合は、漁港や海水浴場から離れた沖合に散骨する、海洋散骨がおすすめです。海洋散骨を専門にしている業者もいるため、気になる方は問い合わせてみてください。

遺骨は2ミリ以下に粉骨する

大きな遺骨を撒いてしまうと、見た目で人骨だとわかってしまいます。万が一遺骨が見つかった場合、トラブルに発展するかも知れません。したがって散骨をする際は、2ミリ以下に粉骨することがマナーとなっています。しかしながら2ミリ以下に粉骨する作業は簡単ではありません。粉骨することに抵抗がある方もいます。粉骨だけは、業者に依頼することがおすすめです。

花びらだけを流す

散骨をする際、弔いのためにお花を流したいと考えている方もいます。お花を海に流す場合は、花びらの部分だけ散らすことがマナーです。なぜなら葉や茎、包み紙を流すと、汚染の原因になってしまうからです。せっかくの儀式なので、しっかりとマナーを守りながら行うことが大切です。

遺骨を埋めない

散骨が違法ではない理由は、遺骨を埋めていないからです。そのため、遺骨を埋めることや撒いた後に土をかける行ためは犯罪です。知らなかったでは済まされないため、注意して散骨を行いましょう。

動きやすい服装で散骨する

葬式には、喪服で出席することがマナーです。しかし、散骨を喪服で行うことは、マナー違反とされています。なぜなら海や山で喪服を着ていると、何か儀式を行っていることが一目見たらわかるからです。儀式を行う姿を見て、不快に感じる方も多いので注意しましょう。また、船は足元が不安定であるため、喪服を着て乗ると危険です。散骨をする際は、必ず儀式をしていると気づかれない服装で行いましょう。以上が散骨時に注意すべきポイントです。

また、散骨は自分で粉骨を行い、山林散骨をすると無料です。海洋散骨をする場合は、船のチャーター第で5万円~10万円かかります。さらに粉骨を依頼すると、2万円から3万円かかるでしょう。海洋散骨の方が予算はかかりますが、近隣住民に許可をもらう必要がありません。山林散骨に比べて海洋散骨はハードルが低いです。どのように散骨しようか悩んでいる方は、海洋散骨がおすすめといえます。

 

散骨は違法ではありませんが、しっかりとマナーを守る必要があります。加えて自治体の中には、散骨を禁止している地域もあります。そのため、どこで散骨をしようか悩んでいる場合は、海洋散骨がよいでしょう。もしも山林散骨を行う場合は、自分の土地であっても近隣住民に許可を取ることを忘れないようにしてください。

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