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墓じまい後の供養先の種類は?それぞれの特徴を紹介

公開日:2021/03/01

墓じまいをすることになったものの、墓じまいをした後の遺骨の供養先に悩んでいる、という人もいるのではないでしょうか?墓じまい後の供養先には、さまざまな種類があります。そこで今回の記事では、自宅でできる手元供養から、新しい墓地での供養、散骨など、墓じまい後の供養先について紹介しましょう。新しい供養先選びの参考にしてください。

手元供養

手元供養とは自宅供養とも呼ばれ、遺骨をお墓に入れずに自宅に持ち帰って供養する方法です。供養先を検討して決めたい場合に一時的に持ち帰ることができますが、最終的には埋葬するか散骨するかしなければいけません。ずっと手元供養することはできませんので注意しましょう。ただし、自宅に遺骨を置いたままにすること自体は違法ではありません。しかし、自宅の庭に埋めると死体遺棄罪となり違法となります。遺骨を埋められるのは墓地に限られるのです。

遺骨を自宅供養する場合はすべての遺骨を骨壺に入れて安置する、もしくは一部の遺骨は分骨し、小さな入れ物にいれておく、遺骨の一部を小さな入れ物、アクセサリーに入れて持ち歩く人もいます。遺骨の一部を入れたオブジェ、水晶、プレート、宝石などに加工するサービスもあるのです。

遺骨は火葬場から持ち帰った後、後飾りの祭壇をつくって骨壺を安置します。後飾り祭壇は骨上げ後の遺骨をまつる祭壇で、白い布をかけた台にろうそくやお香をお供えするものです。祭壇は四十九日を過ぎた後に解体し、その後は仏間や仏壇に遺骨を置きます。しかし、祭壇を解体せず四十九日後も安置スペースとして使用しても問題ありません。

自宅供養をする場合は、遺骨にカビが生えることがあるため、湿気や結露には注意してください。押し入れに入れたり水回りの近くに置いたりすることは厳禁です。遺骨を置く場所はキレイな環境を維持するようにしましょう。自宅供養は供養する人がいなくなってしまうと、遺骨が行き先をなくしてしまいます。最終的にはお墓に入ることになるため、一緒にいたい気持ちもわかりますが、新しい引っ越し先も検討しておきましょう。

永代供養

永大供養とはお寺や霊園など、墓地を管理している人が永代にわたって供養やお世話をしてくれる供養方法です。お墓の跡継ぎがいない、自分だけ、もしくは夫婦だけのお墓がほしい人が永大供養を選ぶ傾向にあります。永代といっても期限なくお世話してくれるのではなく、一定の安置期間をすぎると他の遺骨と共に永大供養墓で供養され、安置期間は33回忌までとするところが多いようです。他の方の遺骨と一緒に埋葬する合祀葬は費用が安く、管理費がかからないことから選ぶ人も少なくありません。

埋葬となると墓石を選ぶ人が多いですが、木の下に埋葬してもらう「樹木葬」、お寺の中にある収骨スペース、納骨堂に収めてもらう人もいます。納骨堂など屋内に安置する場合も、墓地に埋葬してもらう場合も、故人ごとに個別で安置、埋葬してもらうか、他の人の遺骨と合わせて安置、埋葬するか選べるようです。他の人の遺骨と合わせて安置、埋葬してもらう、供養してもらう方が費用をおさえられますが、遺骨を取り戻す、改葬、分骨ができなくなるので注意しましょう。

自宅近くの墓地で供養

自宅の近くのお墓で供養する場合、すぐに行けるので管理しやすい、お参りしやすいというメリットがあります。墓じまいを検討する人の多くが遠方でお参りに行きにくい、管理がしにくいと考えて墓じまいをして、新しい供養先を自宅の近くにすることで管理しやすくしているようです。

散骨

墓じまいをした後の遺骨の行先は自宅だけでなく、新しい墓地に遺骨を移す改葬、新しい墓地に入れずに海や山にまいて自然に還す散骨、という方法があります。散骨は遺骨を粉状に砕いて、海や山に遺骨をまくため、新しいお墓が必要ありません

海に散骨することを海洋散骨といい、砕いた遺骨をもって船で沖合まで出て散骨します。山に散骨することを山林散骨といい、砕いた遺骨を山に散骨するので、遺骨のまま樹木の下に埋葬する樹木葬とは別のものです。海や山以外にも、遺骨の一部をカプセルに納めてロケットで宇宙に打ち上げる宇宙散骨や、砕いた遺骨をバルーンに入れて空に放ち、成層圏でバルーンが破裂して遺骨がまかれるバルーン葬などもあります。バルーン葬でまかれた遺骨は、成層圏を何周もしているうちに塵になって自然に還るようです。

散骨はお墓を用意する、他の人の遺骨と合わせて供養するよりも安価で、供養の方法として費用をおさえられることから、散骨を選ぶ人も少なくありません。散骨して自然に還った後は管理のことも考えることも、跡継ぎを選ぶ必要もありません。自宅の骨壺に一部の遺骨だけを入れておく、またアクセサリーにして遺骨の一部を手元供養して、それ以外の遺骨を散骨する人もいます。

お墓に埋葬することでお参りに行く場所がほしい、改まってお参りする場所がほしいと場合はお墓を用意するのもよいでしょう。お参りの場所を手元だけにまとめたいのであれば一部を手元供養して、他の遺骨を散骨する、という分骨も選べます。墓じまい、供養の方法は埋葬だけではないため、費用や生活環境を考えて管理しやすい方法で供養してください。

 

墓じまいの後の供養先はお墓だけに限られません。自宅で手元供養してもよいですし、散骨して自然に還す方法もあります。親族と話し合ったうえで、供養先を決めてくださいね。

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